コラム

上海

担当者が知っておくべき!労務ポイント⑤【中国】ビザ・労働許可について

日系企業が中国でビジネスを行う際の、労務上の主な留意点を全6回の連載にて解説いたします。

【第5回】

ビザ・労働許可

外国人が中国で勤務する場合は、「外国人工作許可証」および「外国人居留許可」を取得する必要がある。駐在員事務所の場合はこれらに加えて「代表証」が必要となる。

外国人工作許可証

  「外国人工作許可証」取得の条件は、下記のとおり。

※申請から取得まで通常、3ヵ月以上かかる。

外国人居留許可

留学、就労等、特定の目的で長期滞在のためのビザで入国した場合は、入国後30日以内に居住地の公安局に申請して、「居留許可」を取得する必要がある。同許可証はシール式になっており、パスポート上に滞在目的や期限等が記載されたシールが貼付される。

※取得に際しての留意点:

1.健康証明証が必要

2. 臨時宿泊証明書が必要

3. 雇用先の営業許可書が必要

4. パスポート原本が申請中に公安局に1~1.5週間程度預かる必要